ウィスラー 5日目・その2

9月 9th, 2010

今日の夕食は豪勢に行こうという事で、THE KEGというステーキハウスに行きました。

僕が注文したのはNew York SteakのKeg Sizeってやつ。写真だと普通に見えるかも知れませんが、デカくてかなり厚いです。塩コショウで味付けされてます。

New York Steak Keg Size

みんながステーキを堪能した所でサプライズ!
何と、皆さんのご厚意でケーキで結婚のお祝いをして頂きました。そう、今回の旅行は新婚旅行だったのです。カナダでケーキカットするとは思いませんでした。嬉しいです。

The Keg Steakhouse

ケーキもデカいです!

そして、ダイキさん夫妻からもプレゼントを頂いてしまいました。感謝感激です。カナダ先住民インディアンのアートで、RAVENと言うカナダの神話に出るワタリガラスを彫ったものなんだそうです。帰国後、早速玄関に飾っていますよ。

The Keg Steakhouse

RAVENについて調べてみました。文化的な英雄なんですね。

RAVEN: ワタリガラスは世界に光をもたらした創造主である。ファーストネーションズ神話における最も重要な文化的なヒーロー(英雄)で、彼らは何事をも可能にしてしまう、ずる賢さを兼ね備えた手品師であり、そのマジックを使い天地創造に関係したと云われています。 太陽・月・星を空に、魚を海へ、鮭を川へ、食べ物を陸へ導いたと言われています。レイブンはいたずら好きで、時に自分の姿を変えて人々の前に姿を現します。

皆さんの心温まるお祝い、良い思い出になりました。ありがとうございます!

ウィスラー 5日目・その1

9月 7th, 2010

ウィスラー5日目、快晴。僕はオフ日も走ったのでライドは4日目です。

今日もGARBANZOエリアから走り始めます。定番な感じでBLUE VELVETからFREIGHT TRAINへ。FREIGHT TRAINでは途中で岩の急斜面もDROP IN CLINICも通ります。ここは、このセクションだけに名前が付いてます。視覚的には怖そうですが、コースを信頼して身を任せて行けば何て事なく行けるんですね。動画のライダーはは僕です。

その後、何ともないコーナーで転けて「おかしいなー」と思っていたらパンクでした。リムも凹んでるし。でも、どうも体の動きも鈍い気がします。周りからも「走りにキレが無い」と言われるし、疲れが出てるのかな…。ひとまずパンクを直してNINJA COUGARとかを走って休憩。

休憩中に近くを散策すると、follow meのサイン会をやってました。出演してるライダーがみんないますねー。怪我をしたばかりのキャムもいましたが、元気そうでした。

follow me

そして、ちょっとCOVEブースに行ったり。ダイキさんのSTD、ロゴが日章旗になってます。

Whistler Bike Park

新しいTURNERのDH-Rも。FOX 40とBOXXERの入った試乗車があり、コースでも何度か見かけました。こっちはドライだからいいけど、日本だとショックが泥まみれになりそうだなぁ。

TURNER DH-R

休憩後、またGARBANZOに行ってORIGINAL SINへ。今日は快晴で、昨日曇りで何も見えなかった絶景ポイントも最高に気持ち良いです。このコースは適度にテクニカルで楽しい。

ORIGINAL SIN

ORIGINAL SIN

この後は、NO JOKE。イイ感じのロックドロップがあって僕も行きたかったのですが、何故か行けるイメージが湧かず。あれー、どうしたんだろ?

NO JOKE

そして、FREIGHT TRAINからSIDE TRACKを通ってDUFF MANを走りましたが、FREIGHT TRAINのコンテナのステップアップで踏み切りが甘くてチェーンデバイスぶつけるわ、ステップダウンでショート気味に入ってバイクに体ぶつけたりと、もう散々。なんかダメだー。

やっぱり、4日連続で走った疲れが出たのでしょうか?ヘタレモードになってきました。

その後は、今ツアー初のA-LINEでしたが、慎重に走りましたよ。A-LINE、ジャンプは結構大きいけど、サイズやリズムが良いので飛びやすそうです。気持ちいいー。でも、スピード出せるので吹っ飛んだらダメージがデカそう。

A-LINEを走った後、他の人はもう1本行くと言っていましたが、僕は調子悪そうだったので奥さまとAIR DOMEを見に行きました。

AIR DOME

こんな所があったらトリックの練習にも熱が入るし、レベルも上がるよなぁ。日本にも欲しいけど、どうすりゃ作れるんだろ。

そんな感じで、後半ボロボロになってしまったライドでした。

今日新たに走ったコース。
NO JOKE, SIDE TRACK, DUFF MAN, GOLDEN TRIANGLE, A-LINE。

ウィスラー 4日目・その3

9月 5th, 2010

ビレッジを散策した後は、スロープスタイルの予選とVW Trick Showdownを見ました。CRANKWORX一番の目玉とも言えるスロープスタイル、予選から盛り上がってます。

Martin Soderstorm

予選では、決勝と違ってコースの上側部分しか使わないのですが、選手が何度もトリックにトライするので、トリックのバリエーションを見たい人は予選も要チェックですよ。

アガシスがフロントフリップを決めたと思えば、

最近注目してるマイク・モンゴメリーが、難易度の高いトリックにチャレンジ。

こんな空中分解を何度もやってました。これで怪我してないってのが凄いな。

凄いトリックを散々見せられてくると、バックフリップぐらいでは何とも思わなくなってしまいますね。それぐらいレベル高いです。

Jack Fogelquist

トリックをトライした選手は、観客の中を歩いてスタートに戻ります。ファンに声をかけられると選手も気軽に答えていて、雰囲気が良いですね。

スロープスタイルの予選の後は、そのままVW Trick Showdownに移行します。

Whistler Bike Park

Whistler Bike Park

Feature 1ではバックフリップ・ダブルテールウィップを決めたグレッグ・ワッツが、Feature 2では360ルックバックを決めたベアクローが勝ちました。オフィシャルの動画を置いておきます。

ウィスラー 4日目・その2

9月 5th, 2010

ウィスラー4日目、ライド後は奥さまとビレッジを散策です。

ビレッジには色々なお店があります。バイクショップはもちろん、アウトドア系、チョコやアイスの専門店やアパレルショップも。GAPなんかもありますねー。

ビレッジの広場でライアン・リーチがトライアルショーをやってました。サイン会では子供から大人までがサインを求めていましたね。人気者です。

Ryan Leech

散策中に見かけた電動ダウンヒルバイク。自走トレイル用なのかな。

Stealth Electric Bikes

CRANKWORX期間中という事で、ビレッジの中にまでブースが進出しています。FOXのブースに、INTENSEのM9がありました。

INTENSE M9

M9に乗ってる選手を何度も見ていたので珍しく感じなかったのですが、実はこのバイクがメディアお披露目用バイクだったようです。こういう所で展示されてる色々なバイクが、PinkBikeやSickLinesなどのメディアで紹介されたりインプレされてましたね。

一通り散策した後は、スロープスタイルの予選と、一発技を決めるVW Trick Showdownを見ました。これについては別に書きます。

Whistler Bike Park

夜はSouthside Lodgeでステーキサンドを食べて、向かいのHuskyでお買い物。

Husky

ウィスラー 4日目・その1

9月 4th, 2010

ウィスラー4日目、快晴。ライドは3日目です。

今日はオフ日なのですが、走り足りない3人がJinyaさんのガイドで激しいトレイルに…行くはずでしたが、トレイル辺りで夜に雨が降って危険だという事でバイクパークを走る事に。

テクニカル系が大好きな3人なので、難易度の高いテクニカル系コースを走る事にしました。この日は走るのに集中していたので、写真が全然ありません。すみません。

リフトを乗り継いでGARBANZOまで上がります。ここで昨日会ったRODEO CIRCUSのお客さん達が偶然来たので、一緒に走る事にしました。

まずはORIGINAL SIN。最初はちょっとテクニカルな富士見のBコースという感じですが、その後の岩肌の急斜面のエリアが楽しいです。別の日の写真ですが、こんな感じ。

ORIGINAL SIN

そして、辺りが一望出来る展望ポイントがあるのですが、霧がひどくて何も見えず、これまた別の日の写真を紹介しておきます。ここは気持ち良いですよー。

ORIGINAL SIN

この日の写真はコチラにアップされてました。霧で何も見えないでしょ?

この後はGOAT’S GULLY。さすがEXPERTレベル、キツかった。全体的に斜度がキツくて、根っこやら岩やらで大変。曲がりきれないと滑落です。ここで前転をメイク。後で聞いた話では、今日行こうとしたトレイルは、ここと同じかちょっとキツいぐらいだそうです。そんな所に雨の後に行ったら死ねるなー。行かなくて良かった。。。

そして、IN DEEP。ロックフェイスとラダーのコースで走りがいがあって楽しい。もう、ちょっと急な斜面ぐらいじゃ何とも思わなくなってきていましたが、ここはビビりました。真ん中がエスケープでメインは右側の岩。ただでさえ急なのに先がドロップ。

IN DEEP

PinkBikeにあったGARBANZO DHの写真が大迫力。もう崖みたいです。写真のライダーはGee Atherton。他にもコレとかコレとかコレとか。

結局クリア出来たのはダイキさんとJinyaさんだけでした。

次はFATCROBAT。SEASONSにも出てる細いラダーのコースです。ここもEXPERTレベルなのですが、YouTubeなんかのビデオを見て「簡単そうなのに何でEXPERTなんだろ?」と思っていたのですが、実際走るとラダードロップはあるしテクニカルな所も多くて、十分EXPERTなコースでした。動画だと、斜度や段差は殆ど分からないですねー。ラダーは、ちょっと緊張しましたが無事にクリア。

そして、次はTOO TIGHT。ここは名前の通り狭苦しいコースです…と言ってもバイクパークでは狭く感じるものの、日本のトレイルとかで良く走る雰囲気。ちょっと懐かしい感覚です。

ここまで走って、やっとバイクパークの中腹まで降りてこられました。FREGHT TRAINなんかで来るとあっという間なのに、ずいぶん堪能したなー。元々お昼までのライドの予定だったので今日はここまで。CRANK IT UPで気持ち良く下まで降りました。

それなりにキツいライドでしたが、ツアー中で一番印象に残ったライドかも。ジャンプの気持ち良いコースを走って「こんなコース日本には無いよねー」なんて言ってましたが、ここまでテクニカルでバリエーション豊かなコースが走れるのもウィスラーならでは。テクニカルなコースも是非オススメしますよ。

今日新たに走ったコース。
ORIGINAL SIN、GOAT’S GULLY、IN DEEP、FATCROBAT、TOO TIGHT。